
調布・京王線[京王7000系(7752)特急 京王八王子ゆき]
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京王線の特急というと、現在では8000系、一世代前は6000系、というイメージが個人的には強い。この2形式は、それぞれの時代において優等種別中心に使用されており、常に目立つ存在だった。
その対極にあるのが、7000系。ながらく各停中心に使用されており、優等種別に使用されるとそれだけで話題になっていた時期すらあったように思う。一時期、調布に縁があって、京王をしばしば利用していたが、乗車するのが特急か急行ばかり(ちなみにその頃は、準特急はおろか、橋本特急すら走っていなかった、6000系の全盛時代)だったため、結局7000系には乗ったことがないまま。6000系との違いは、車体が鋼製かステンレス製かぐらいであるにもかかわらず、いつも7000系は道を譲ってばかり、とにかく地味で、華のない車両という印象が、今でも残っている。
この日は、どういうわけか7000系の特急をよく見かけた。たしか昼間の特急は4編成でまかなわれているはずだが、少なくとも2編成は7000系だった。しかも、どちらも4+6の編成、どちらかというと現在でも地味な役回りの車両のはず。準特急に10両固定編成の7000系が使用されていることは知っているが、特急はてっきり8000系限定だとばかり思っていただけに、少し驚いた。それと同時に、もしかすると突発的な運用変更だったのかもしれないが、たとえそうであっても最上位種別に使用される初期タイプの7000系が、少し輝いて見えた。
(気ままに撮らして!鉄道写真 No.23)
posted by Fair_Fare@U.R.L. at 01:21|
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